現代医療でも、肺がんなどがある程度まで進行すると難しい。けど、早期発見できれば治せないものではないのです。

病気にならないために 禁煙は基本中の基本
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医療の現場の肺がんのこと

肺がんは、がんの中でも、致死性が非常に高いことが知られています。
日本のがん死亡率第一位が、この肺がんです。

主な原因として、喫煙やラドンなどの化学物質があげられます。
これから話すことは人から聞いたことです。

けれど、私はこれを、自分のことのように受け止めなければならないと思いました。

入院してきたのは、肺がんがかなり進行した患者さんでした。
ここまで進行すると、がんが全身に転移しかねない、そんな状況でした。
現代の医療で治せないほどではないにしろ、抗がん剤投与や、放射線治療などで、長期的に付き合わなくてはならなくなり、患者さんの体力を十分に考慮しなくてはなりませんでした。
そして、それがはるかに難しい患者でもありました。
患者はまだ子どもだったのです。

まだ体の出来ていない子どもに長期的な治療を施すというのは、とても難しいのです。

しかし、それでも、治さなくてはならないと決意しました。
未来ある子どもの命を、今ここでなくすことは出来ない。そう思ったのです。

手を尽くしました。
生きる希望を絶やさないように。その子の笑顔を絶やさぬように。
しかし、どれほどがんばろうが、現実はその子に深く突き刺さりました。
その子は呼吸困難に陥りました。
体力が急激に減退し、がんが進行、全身に転移、生きることが絶望的になりました。
それでもその子はずっと笑顔でした。
苦しそうに、けれど、それを見せないように必死に、笑顔を作っていました。
最後まで、治療を続けました。
無駄になっていい、いや、無駄にしてたまるか。それでも、その命を救うことは出来ませんでした。

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